過去の展覧会

《無題》
1986年 エッグテンペラ・メタリックペイント、紙
開催終了

赤光(しゃっこう)

2015年10月7日~2016年5月15日

横井照子の画風の確立に一役買った“エッグテンペラ”。横井は1970年代から盛んにエッグテンペラによる表現に取り組んできました。1970年代初期~80年代中頃までは、前時代の抽象表現の影響が色濃く、その後花や木、四季の風景など具象表現へと変化していき、横井照子の作品における特徴である「日本画と西洋画の融合した表現」が大成されていきます。
本展では、表現の変化が顕著に表れ、また画風が確立されていくまでの重要な時代、およびそこで重要となる技法である“エッグテンペラ”に焦点を当てます。

《Ballad of East and West》
1962-68年 油彩、カンヴァス
開催終了

花と鳥と

2015年5月13日~10月4日

2015年6月20日~8月23日の日程で、長野県にある小海町高原美術館にて横井照子の大回顧展が開催されました。回顧展開催を記念し、本展では横井が画業70年の人生の中で、現在まで最も長く制作拠点としてきたスイス・ベルンに焦点を当てます。スイスへ移住した1962年からスイス国籍・ベルン市民権を得る1991年までの30年間の作品を中心に、初公開作品9点を含めた55点をご紹介します。

《やぶ椿》
2002年 エッグテンペラ・メタリックペイント、紙
開催終了

紅椿

2014年10月8日~2015年5月10日

冬から春にかけてつつましく、あるいは華やかに咲く椿の花。本展では、色彩表現を得意とした横井照子が、エッグテンペラ・リトグラフ・墨など表現技法を変え描いてきた作品約50点を一堂に集めました。横井が捉えた椿の普遍的な美しさを、季節の情景作品とともにご覧ください。併せて初公開の初期の素描もご紹介します。

《栗》
2002年 エッグテンペラ、紙
開催終了

つつむ -横井照子包装紙の世界-

2014年5月21日~10月5日

今日まで様々なかたちで包装紙を飾ってきた横井照子の絵画。本展では、恵那川上屋で現在包装紙として使用されている作品原画と、候補作品として描かれたエッグテンペラ、水彩画など約50点をご紹介します。赤いひなげしや栗、恵那山といった色々なテーマを描いた作品群を、ぜひご覧ください。

《Herbsttag》
1956/57年 油彩、カンヴァス
開催終了

Retrospective-回顧展-

2013年10月9日~2014年5月18日

横井照子ひなげし美術館は、2013年11月3日に開館10周年を迎えました。節目の年に因み、新たに美術館収蔵作品に加わったアメリカ、スイスで制作された油彩と共に、横井照子の画家としての歩みをご紹介します。海外での個展ポスター、表紙絵を手掛けた書籍なども合わせ、横井の活躍の軌跡をご覧ください。

《カルタゴ(チュニジア)》
1977年 水彩、紙
開催終了

夢の跡

2013年4月24日~10月6日

暖かさに誘われて芽を出し、新しい枝葉をつける草花。その地に起こった様々な出来事を見つめながらも、留まることなく四季は巡ります。当企画展では、横井照子の描く穏やかで力強い自然の風景をご紹介します。水彩の風景画、ひなげしの小作品など全50点をご覧ください。

《November》
1971年 リトグラフ、紙
開催終了

山のかなたに

2012年10月11日~2013年4月21日

四季を通し移り変わる自然の中の色彩は、ときに心の中に懐かしさを呼び起こします。本展では、横井照子が手がけた『婦人之友』の表紙絵、『別册文藝春秋』の挿絵を中心に、ふるさとの情景を描いた作品群50点を紹介します。

《水蓮》
2003年 エッグテンペラ・メタリックペイント、紙
開催終了

水辺

2012年5月9日~10月8日

水面に浮かぶ水蓮や野原に咲くひなげしなど初夏にかけての花の作品を中心に展示いたします。エッグテンペラ、リトグラフ、竹ペンと様々な技法の作品約40点を紹介します。

《Chrysanthemenduft II》
1969年 油彩、カンヴァス
開催終了

油彩展 憧憬ーあこがれー

2011年10月1日~5月6日

本展では、1950年代から70年代にかけての横井照子の油彩作品を紹介します。東京からサンフランシスコ、ニューヨーク、パリを経てスイス・ベルンと制作の拠点を移すなかで、表現方法も具象から抽象へと移り変わる時期の作品群です。東洋から西洋へ、具象から抽象へと変遷する横井照子の創作活動の軌跡をたどります。

《ひなげし-F》
2001年 エッグテンペラ、紙
開催終了

歓び

2011年4月20日~9月16日

本展では、ひなげし、水蓮、カンナ、牡丹と横井照子の花の作品をご紹介します。大地にたくましく咲く花々の情景から、明るい日差しや心地よい風も感じてとっていただける展示となりました。エッグテンペラ、水彩、リトグラフと様々なミディアムから約50点を紹介します。

《Plum festival》
2006年 エッグテンペラ、紙
開催終了

筆脈(ひつみゃく)

2010年10月20日~2011年4月17日

本展では、横井照子の表現豊かな作品群から、筆の動きを楽しむことのできる作品、また冬から新春にかけての花や情景をテーマとした作品を展示します。色彩の鮮やかさと共に流れるような、そして弾けるような筆の動きをお楽しみいただきたいと思います。今回初展示の作品8点を含む、エッグテンペラ、油彩、水彩、リトグラフの計52点をご紹介します。

《富士山》
1987年 エッグテンペラ・メタリックペイント、紙
開催終了

山と月のうた

2010年6月1日~10月17日

本展では、横井照子の山と月のある風景を描いた作品(テンペラ、リトグラフ、水彩など)を展示し、自然のなかで月を見る情景をテーマとしています。スイスのアルプス、恵那山、富士山など横井がさまざまな場所で見つけた山の風景を辿るとともに、夏から秋にかけての季節の移り変わりを鑑賞していただきます。

《古き都へ(京都)》
1961-67年 油彩、カンヴァス
開催終了

赫(あか)

2009年11月21日~2010年5月29日

目を閉じると甦る横井照子のあざやかな赤。本展では、ひなげしの透き通る眩しく優美な赤、真紅に燃える紅葉の赤、太陽のぬくもりを感じる朱に近い夕日の赤…さまざまな表情を持ち合わせた横井の赤を、油彩、リトグラフ、エッグテンペラ等、異なるミディアムでご紹介します。

《Herbstfest》
1972/95年 リトグラフ、紙
開催終了

横井照子 リトグラフ展 ~四季のうた~

2008年10月25日~11月30日

本展では、60年代から90年代までの間に制作されたリトグラフ作品をご覧いただきます。油彩画やテンペラの作品とは違い、抽象的に表現された四季の草花や風景のフォルムがより色鮮やかで大胆な構図で完成されています。版画の中でも最も複雑で時間を要するといわれるリトグラフの全作業工程に横井が直接携わり、制作したとても貴重な作品ばかりです。

《Pink Lady》
1955年 油彩、カンヴァス
開催終了

油彩展「プレリュード」-序奏曲-

2007年11月17日~2008年1月13日

本展では、戦前戦後日本を出る前に、故郷津島市で描かれた初期の油絵や、渡米後(1953年より)サンフランシスコとニューヨークで制作された作品など、横井照子が抽象表現を取り入れるまでの技法の変遷を紹介します。