子どもアートプロジェクト

横井照子

国際画家・横井照子(1924-2020)は生前、「子どもの感性に勝るものはない」と語っています。純粋な目を通して感じるままに描き、表現する。大人は真似できない表現と世界観が、子どもの絵画にはあります。

横井は幼い頃、俳句をたしなむ父親とよく散歩していました。句を考えながら自然と向き合う父親と過ごす中で、「観察する力」と「見つける力」が身についたといいます。横井曰く、「私たちの周りの世界に存在するあらゆるものは、私たちがそれを探さないと、気づかれないままになってしまう。しかし、私たちがそれらを本気で心から望めば、あるとき私たちの目の前に現れる」と。

自然に触れながらじっくり観察することで、「気づき」や「深く感じる心」が育まれ、それが「表現」につながる。
自然を思い思いに描くことで、子どもたちに「想像力」や「感受性」、「表現力」といった、「人生を豊かに生きていくための力」を是非身に付けてほしい。

そんな横井照子の想いをもとに、株式会社恵那川上屋と一般財団法人横井照子ひなげし美術館は「子どもアートプロジェクト」を発足しました。

アート・コンクール

「子どもアートプロジェクト」の一環として、公募制コンクールを毎年開催しています。幼児部門(幼稚園・保育園・こども園の園児)と小学生部門(小学校1年生・2年生)の2部門で構成。季節の情景や草花などの色彩豊かな作品を描いた横井照子にちなんだテーマが設定されます。

  • 一つひとつの作品を丁寧に審査
  • 応募作品を鑑賞できる展覧会を開催
  • 入賞作品は恵那川上屋のトラックに
  • ひなげし美術館前の作品ギャラリー
  • 限定パッケージも登場
  • 全作品を包装紙にデザイン