開催終了 外部会場展示

小海町高原美術館「画業70年横井照子ースイスで描く日本の詩ー」

小海町高原美術館(長野県南佐久郡小海町)

《朝涼》
2004年 エッグテンペラ、紙

横井照子は1924年愛知県津島市に生まれ、油彩・テンペラ・リトグラフなどによる季節の情景や草花など自然をテーマにした色彩豊かな作品が特徴の画家です。1959年画家サム・フランシスと結婚し、1960年36歳の時にパリへ移住、活動の場をヨーロッパに移しました。1991年にはスイス国籍、ベルン市民権を得て積極的に作品を発表。スイスでは国民的画家として認められ、近年ではエッグテンペラの作品により、世界中のファンを魅了し続けています。 これまで90回以上の個展開催をはじめ、雑誌『文芸春秋』や『婦人之友』の装丁、菓子のパッケージといった商業デザインも手掛けるなど幅広い活動により、美術界では確固たる地位を確立しています。本展は、横井照子の70年にわたる初期作品から現在までの油彩・エッグテンペラ・リトグラフなど約70点を一堂に集め、画家としての軌跡を振り返ります。岐阜県恵那市の「横井照子ひなげし美術館」の協力により、初めての大規模な横井照子の回顧展となります。

  • 《Self portrait》
    1946年、油彩、カンヴァス

  • 《カルタゴ(チュニジア)》
    1977年 水彩、紙

概 要

主催

小海町高原美術館、横井照子ひなげし美術館

後援

スイス大使館、長野県、長野県教育委員会、信濃毎日新聞社、SBC信越放送、NBS長野放送、TSBテレビ信州、abn長野朝日放送、FM長野、八ヶ岳ミュージアム・リング

特別協賛

株式会社恵那川上屋、株式会社信州里の菓工房、株式会社里の菓工房